臨床研究

「正常妊娠及び妊娠合併症における抗補体抗体及び補体異常について」 にご協力いただいた患者様へ

膠原病グループ

まず初めに、本臨床研究へのご参加、そしてその過程での皆様のご理解と協力に心から感謝申し上げます。

 

残念ながら、本臨床研究において逸脱行為が確認されました。この度の研究における逸脱行為について、心からの謝罪の意を表明いたします。具体的には、以下の事象が発生しました。

 

  1. 採血したサンプルが申請内容よりも超過してしまったこと。
  2. 研究期間の逸脱。
  3. 研究代表者変更申請を怠ったこと。

 

このような状況を受け、私たちは本臨床研究を中止せざるを得ない判断を下しました。また、皆様からいただいた検体についても、適切に破棄する手続きを行います。私たちの不手際により、皆様の信頼を裏切り、不安や迷惑をおかけしてしまったこと、深く、そして心からお詫び申し上げます。

 

私たち研究者の責務は、参加者の皆様に対して透明性を持ち、安全かつ厳密な研究を行うことです。研究の進行という重要な段階で、このような事態となりましたことは、私たち研究者の大きな過失です。私たちの不手際により、皆様の信頼を裏切り、不安や迷惑をおかけしてしまったこと、深く、そして心からお詫び申し上げます。

これを真摯に受け止め、今後の研究活動に反映させるとともに、再発防止策を講じる所存です。

 

今後とも、皆様のご理解とご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。そして、皆様の健康と安寧を願っております。

 

北海道大学病院リウマチ腎臓内科 教授 渥美達也

名古屋市立大学大学院医学研究科産科婦人科学教室 講師 北折 珠央

北海道大学病院 肝疾患相談センター

北海道大学病院 臨床研究開発センター